サウナ番組『サ道』のロケ地で一躍有名になった「サウナ&カプセルホテル北欧」に、ようやく行くことがきました。メディアで紹介されてからは、大混雑状態が続いたそうです。サウナ待ち、水風呂待ち、外気浴スペース待ち、想像しただけで・・・（涙）
全国各地に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されたことにより、都心のサウナにも規制がかかりました。町のサウナ付き銭湯は、入浴はOK、サウナNG。週3回はサウナに入っている自分にとって、相当つらい事態になってしまった。
先日、福岡ではいった時を最後にいけていません。SNSで探して、サウナ専用施設は入場制限をかけて営業していることをしりました。
上野の「サウナ&カプセルホテル北欧」も、完全予約制で営業していることを確認！前日にインターネットからあいている時間をポチッと予約して行ってきたので紹介します。
「サウナ&カプセルホテル北欧」
そんな凄いサウナなのか？
テレビに出ていただけで、実際はそうでもなかったなんてことは無しにしてほしい。
例えば、夕方のニュース番組の特集とかで飲食店が紹介されるとするじゃないですか？すると、翌日には今まで閑古鳥が鳴いていたお店が嘘のように繁盛するらしいんですよ。そこで実力がないと一時繁盛して、すぐに客はこなくなり閑古鳥に返りざく。一方で、実力店はグングン売上を伸ばして繁盛店の仲間入り、という例も少なくないそうです。
（しかし、元々実力があるお店だったらテレビに出る前から繁盛していると思いますけどね）
テレビをみる人が減っているのも現実ですが、実際メディアの中では多大な力が残っているんだなぁっと実感します。
上野にある北欧もそんな感じだったら嫌なので、期待値を下げて行くことにしました（笑）
JR上野駅から徒歩すぐの場所にあります。
正直、上野駅・御徒町駅周辺の環境が好きではない。キャッチの人は多く、飲み屋街も変な人がいたり、町自体が臭いし、ネズミもしょっちゅうみかけます。
（大のネズミ嫌いなので、すみません）
携帯を頼りに「サウナ&カプセルホテル北欧」を目指します。この通り沿いだなぁ〜、と思ったら出入り口は逆でした。
グルッと、一周まわって細い路地に入っていきます。
ありました。『サ道』の主人公、原田泰造氏が歩いていた道がここだったんですね。日中だからなのか、ひとの通りも少なく上野の喧騒とはかけ離れた場所です。
建物はいって、ビルの6階が受付になっています。
1階はエントラス
2階カプセルルーム
3階カプセルルーム
4階カプセルルーム
5階レストラン リラックスルーム
6階フロント
7階浴室
料金
6階に到着したら、下足箱に靴をいれて鍵を抜きとる。いま時期は、完全予約制になっているのは最初に書きましたが、高ぶる気持ちで20分早く到着してしまいました。
『14時から予約しているんですが、時間まで待っていたほうがいいですよね？』と、フロントの女性に聞いたら、
『大丈夫ですよ！お名前頂戴してよろしいですか？』とのことでした。時間は多少前後しても大丈そうな雰囲気だったので、一応報告しておきます。
普段の料金体系はホームページを参照にしてください。完全予約制のいま、3時間コースが基本となっていまして、料金は2,000円ちょうどです。交通系電子マネーやクレジットカード対応しています。QUICPayは対応不可でした。
最初に料金を払い、館内で飲食をしたりする場合は専用のバンドにインプットし、帰るときに清算問流れです。
専用のバンドはロッカーのキーにもなっているので、無くさないようにしましょう！
いざ、浴室へ
大小タオル各一枚ずつ、館内着も1人一つになっています。手に取り、着替えて浴室のある7階へ登っていきます。
タオル等を入れる置き場は鍵はないので、貴重品（腕時計、携帯、財布）等はロッカーにしまってから行くことをおすすめします。万が一、貴重品等紛失しても、北欧の方では責任とってくれません。
さて、服を脱ぎ浴室へ入ります。
入ってすぐ左手にサウナマットがあったので、サウナ室の場所はすぐに認知できた。シャワーで全身を洗い流してから、室内にあるお風呂に浸かって温まる。そこから外気浴できるスペースもみえ、とても広いです。
寝っ転がれるベンチがふたつ。椅子が8脚くらいかな？外気浴スペースは、ほとんど埋まっているけど広いぶん人が多くは感じません。
（写真はイメージです）
身体も温まり、サウナ室へ向かいます。
扉を開けると・・・
あっ、
あっっ、、
あつっっっーい！！！
ぐあっ。久しぶりにここまで熱気のこもったサウナに入りました！二段構造になっていて、上段の方は本当に熱い。体感温度、100度はゆうに超えているだろうと、温度計の針は110度をさしていました。
しかも熱さだけじゃなく、ちゃんと湿度もあって肌を突き刺すような熱さはありません。
1分程で汗がじわじわ噴き出してきます。油断していたぶん、早いタイミングでしんどくなってきたので下段に移りました（笑）
体感温度はグッと下がり、しばし入ってられる感じです。
テレビを見ている人
目を瞑って熱さに耐えている人
皆、サウナが好きなんだろうな〜と、様子をみつつ1回目は10分耐えて出ました。
（写真はイメージです）
サウナ室を出て、すぐさまシャワーで体の汗を流して水風呂へダイブ！14度くらいのキンキンに冷えた水風呂でキュッと身体をコーティングしてくれ、温冷交代浴の気持ちよさが楽しめる。
1分ほど水風呂につかって、休憩するため外気浴スペースへ。運よく、寝っ転がれるベンチが空いていたので、一直線で向かってゴロンッ。目を開ければ空が見え、目を瞑ると都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな空間。
都心ど真ん中で、サウナ後の外気浴で空が見渡せる場所初めてです。これは、混雑しないわけないよ。1セット目から気持ちよくなってしまいました。
動きたくないし、帰りたくない。
その後、2セット繰り返し休憩。
館内着に着替えて5階にあるリラクゼーションルームへ行きました。コロナ対策で規制がかかっていましたが、人も少なくゆったりできそう。
漫画も多数あり、奥には食事処もあります。『サ道』にも出ていた、北欧カレーというのが有名らしい。ビールと一緒に楽しんでいる映像を何度かみたことあり、気になっていました。
が、お腹いっぱいになるとサウナの気持ちよさが半減してしまうので今回は食事なし。
懐かしい漫画を発見しました。
森田まさのり氏作の『ろくでなしBLUES（ブルース）』。学生時代のヤンキー系の漫画ではあるけれど、青春や夢が多く詰まったストーリー。全巻揃えたこともあったくらい好きだったなぁ。
1巻〜5巻を読んでゆっくり過ごしました。
ここまで、大体2時間経過。あと1時間あるので、ゆっくりサウナと水風呂、外気浴を楽しむために再度浴室のある7階へ行きました。
ただ、短いスパンでの連続入浴は疲れてしまうので、軽めに2セット繰り返して終了しました。
最後に
すごく良かったの一言につきます。高温多湿なサウナ室、ちゃんと冷えた水風呂、開放感溢れる外気浴スペース、完璧過ぎました！
『サ道』の主人公達が通っている理由も分かったし、人気で混雑になることも理解できた。個人的には予約制で営業しているなら再訪問したいけど、緊急事態宣言が解除されたら通常営業に戻ると思うので悩みます。
