こんにちは、リョウです。
元水道屋が教える、ドラム式洗濯機のつまり解消方法を教えます。
少なからず、このブログを見ている人は「ドラム式洗濯機がつまって困っている」という、悩みを抱えている人が見ていることでしょう。
ドラム式洗濯機のつまり原因は主に3点、
- 排水溝でつまっている
- 洗濯機内部でつまっている
- 故障
99%、上記の3点で、水が排水されない現象が起きています。
ドラム式洗濯機が新しいとは古いとかは関係なく、いきなり「つまる」現象が起きてしまいますので、その時の対応やつまり除去方法など、詳しく説明していきます。
ドラム式洗濯機はつまりやすい
いままで、洗濯機を使っていて全くトラブルはなかったのに、ドラム式洗濯機に変えてから不都合が多くなった!
あなたは、大丈夫でしょうか?
特に、年配の方は多く感じていることでしょう。昔の二層式洗濯機は全く壊れないし、20年くらい普通に使えていました。現代人にはわからないかもしれないけど、脱水のたび洗濯物を入れ替える手間は確かにあるけど、シンプルで壊れにくいんです。
今でも二層式を手放せないと、わたしの祖母も使っています。
しかし、最近の建物は二層式洗濯機の規格に合わせて設計していません。ほとんどの新築は、ドラム式洗濯機が入るように建てられています。
(たまに、縦型しか入らない新築もあるけど)
二層式洗濯機→縦型自動洗濯機→ドラム式洗濯機
時代と、ともに機能は進化し使いやすくなっています。
なぜ、ドラム式洗濯機はつまりやすいのか?
主に、「節水型」があげられます。
縦型洗濯機に比べて、水の量が少なく洗濯します。すると、脱水の際、水が少なく流れる威力が弱まります。
弱いと排水口に汚れがたまりやすくなったり、洗濯機内部でもつまってきてしまいます。
しかし、ドラム式洗濯機を使っている人、全員が詰まるわけではありません。使用頻度や洗っている衣類などによって変わってきます。
ドラム式洗濯機がつまってしまう、3つのケースをみていきましょう。
1 排水溝でつまってしまったケース解決方法
一番多いケースです。
上でも書いたように、水の流れが弱いので排水溝でつまってしまケースです。洗濯物には少なからず、ほこりや汚れが付いています。
洗濯を回すたびに、それらが流れ落ちて、衣類が綺麗になります。
同時に、排水口に汚れが蓄積されてしまい、排水口でつまりを起こします。
排水口を掃除
排水口つまりが起きた際は、排水口の掃除をしましょう。掃除する際、気をつけていただきたいのが、排水口に手が入るのか否か、という点です。
ドラム式洗濯機の重量は70〜80キロほどあり、成人男性1人で持ち上げるのは困難です。無理矢理にでも動かそうとしたり、持ち上げると、壁や床を傷つけてしまう他、体も壊してしまいます。
ドラム式洗濯機を設置する際、工夫して部位品を取り付けている方は、動かなくても手が入るでしょう。

排水口の写真を見てください。
写真のように、汚れていないでしょうか?
目皿を外して、排水口の中を取り出すと、ヘドロまみれになってませんか?

原因は、その汚れです。
排水口の中の部品、全ては取り除き、綺麗に洗ってあげればつまりは解消されます。何年、何十年も掃除していない方も多く、定期的に掃除することで、排水口つまりや水漏れを防ぐことに繋がります。


できれば年一、大掃除の時にでも、綺麗にしておきましょう。
2 洗濯機内部でつまってしまったケース解決方法
排水口からの水漏れはなく、排水エラー表示が出てしまったケースのお話です。
排水口を掃除したのに、解消されなかった時は、ドラム式洗濯機内部でつまっている可能性が高いです。何らかの支障で、排水経路でつまってしまうケースも少なくありません。
女性のパット、お子さんの靴下、マスク、毛布を洗った時の毛玉、が多くつまる原因です。つまってしまったのは後に引けませんが、小さな物はネットに入れて洗濯しましょう。
前扉をあけて解消する
内部でつまったら、できれば専門の業者にお願いしたほうがいいです。素人がいじって、壊れてしまったケースもあるので、相談するだけしてみてもアリです。
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もし、ご自身で挑戦する方は、次に進んで一緒に解決していきましょう。
内部でつまっているケースは2箇所の場所で使っている可能性が高いです。
排水フィルターか排水経路のどこか。前者だと、排水フィルターを外せば汚れが取り除けますので、外して綺麗にするだけです。
※注意点、洗濯槽に水が溜まっている際、排水フィルターを外しと、水が一気に流れてきますので、バケツを置いてから外しましょう。
もし、排水フィルターを外しても綺麗で、水が出てこなかったら、その前の排水経路でつまっているということが分かります。


ドラム式洗濯機は、層の下の前扉が開くようになっています。メーカーによって多少変わってきますが、ネジで3箇所ほど閉めてあるので、プラスドライバーを使ってネジを外します。

3箇所ネジを外したら、扉を下に引く感じで力を入れると外れます。ネジは無くさないよう、扉にネジを入れて保管しておきます。

写真は、シャープのドラム式洗濯機の例です。
扉を外しても、もう1枚銀盤のものが付いているケースもあります。パナソニックや日立のドラム式洗濯機は扉を外すと、中の排水経路が見えるようになっているので、1枚扉を外すだけで大丈夫です。
シャープと東芝は、少しややこしいです。

銀盤も4箇所ネジで止まっているので、緩めます。上に2箇所、下に2箇所、みてわかる範囲なので、作業的には問題ないでしょう。


外すと、排水経路が見えると思います。
目で見える、どこかの経路で、何かしらのものがつまっているので、探して取り除いていきます。


こちらも、メーカーによって多少異なってきますが、排水フィルターの手前、脱水の際に機能するモーターのあたりでつまっている事が多いです。
黒いゴムを外して、脱水をしてみてください。手を入れてみると、何らかの塊がありませんか?指先で触れくらいの、物体が・・・
もし、触れる範囲であれば、指先を第二関節を上手に使い、少しずつ少しずつ、取り出してください。それしか方法はありません。
一度、修理に行った際、取り出しても取り出しても出てこなく、指先に力で少しずつ出して、1時間以上戦ったこともあります。その時の原因は、雑巾でした(笑)
後にも先にも、1時間以上苦戦したことはありません。
頑張っても無理でしたら、専門業者にお願いしましょう。
3 故障してしまったケース
排水口でもなく、洗濯機内部のつまりでも無い、となると故障が考えられます。
何らかの原因で排水されなくなってしまったり、モーターが壊れてしまうことがあります。
メーカーを呼ぶ
メーカー保証があれば、メーカーにお願いするのが料金安くすみます。保証は、買った場所にもよりますが電化製品やで買うと、1年、3年、延長保証に入ると5年や7年が付けられます。
保証書やしっかり取っておきましょう。
※メーカーを呼ぶ際の注意点は、もし排水口がつまっていると作業してくれません。洗濯機の故障や内部つまりは対処してくれますが、排水口だった際は保証期間内でも基本料金や出張費がかかるケースもあるので気をつけましょう。
保証期間が切れている場合は、修理内容によって価格は異なってきます。内部つまりや修理だと、18,000円から35,000円くらいの幅があり、実際みてみないとわからないケースだ大半です。
故障かな?と、思っても専門業者にみてもらうのがアリかなっと思っています。メーカーから部品を仕入れて修理できるスタッフや見積もり無料で来てくれたりします。
特に、メーカーは対応まで3日から5日くらいかかるのに対し、専門業者は当日、もしくは翌日対応してくれます。
小さなお子さんがいるご家庭や、毎日洗濯機を回さないと追いつかない方などは、是非くらしのマーケットに問い合わせてみるのがいいと思います。

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参考にしてくれたら、幸いです!最後まで、読んでいただきありがとうございました。