電化製品のアース線取り付け・取り外し方法を紹介

電化製品のアース線取り付け・取り外し方法を紹介 生活・食

電化製品にはアース線という線が付いているのはご存知でしょうか?緑色と黄色線が電源とは別の場所から線として伸びている物です。主に洗濯機、電子レンジ、ウォッシュレットに付いています。電源だけ接続すれば使えない事はないのですが、漏電を防ぐためにも設置はしておくべきでしょう。取り付け方や取り外し方は、とても簡単です。女性の方でも安心して接続出来るので紹介していきますので参考にして下さい。

アース線とは

そもそもアース線とは何なのか?

アース線は大地(地球)に電気の回路をつなぎ、万が一電流が漏れてしまった場合に、その電流を地面に流す役割を果たしています。
大地は電気的に安定している場所であり、電気を逃がす場所として最適。

電子レンジを例にとると、老朽化などで電子レンジ内部の回路が破損した場合、電流が外部に漏れてしまうことがあります。
その状態で人が電子レンジに触れると、電流が人の体に伝わり、感電してしまいます。

このときアース線がアース端子に接続されていれば、電流は人よりも流れやすいアース線を伝わり、地面へと流れていきます。
アース線は電流の逃げ道となり、漏電から人を守っているのです。

アース線の取り付け方法

全ての家電製品にアース線が付いているわけではありません。上でも書いた通り、主に洗濯機、電子レンジ、ウォッシュレットの三つにアース線が付いています。

建物によってはアース線の取り付け方法が異なるので、取り付けケースの多い2パターンを紹介していきます。

工具が必要なケース

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写真を見て下さい。電源の差し込み口が二つあり、その下にアース線を取り付けている状態です。アース線はプラスドライバー(無ければマイナスドライバーでも大丈夫)が必要なケースが一番多い。

では、どのようにアース線を取り付けていくのか紹介していこう。

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ドライバーの先端を使ってカバーを開けます。開けると、中にアースネジがありプラスドライバーで緩めましょう。反時計回しに動かせば緩んでいくはずです。

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注意としては、あまり強く回して緩め過ぎるとアースネジが壊れてしまったりするので気をつけましょう。あくまでも、緩める程度で、隙間が少し出来るくらいで十分です。

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緩めたら、アース線の先端の皮を剥いて、芯線部をアースの中に入れましょう。入れたら、後はプラスドライバーを使って閉めていきます。

緩めた手順の逆で、時計回しに回せば閉められるます。動かなくなったらアースカバーをして、アース線を引っ張っても抜けないか確認。抜けなければ、アース線の取り付けは終了です。

電化製品のアース線取り付け・取り外し方法を紹介

電源を差し込み、電源が入ったら作業は終了です。

お疲れ様でした。

また、取り外す際は逆の手順で行えば外れます。アースカバーを開け、ドライバーを使って緩めてアース線を抜き、カバーを閉めるです。

ドライバーが要らないケース

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次に、工具が必要ないケースを見ていきましょう。

最近の新築に多く見られるケースで、ドライバー無しで設置できるのでとても簡単です。アースカバーを開ける時、先端が尖ったものがあれば便利ですが、力を入れれば手でも開けられます。

電化製品のアース線取り付け・取り外し方法を紹介

アースカバーを開けるとアースネジは無く穴が2つあるのが分かるでしょうか。アース線の先端を細く丸めたら、左右どちらかにグッと差し込み完了です。

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このタイプはとても簡単です。洗濯機以外にも電子レンジも同じ作りをしている事が多いので、もしアース線の設置に困っていたら参考にして欲しい。

電化製品のアース線取り付け・取り外し方法を紹介

このタイプのアース線を外すときは、アースカバーを開けるとアース線を入れる2箇所の穴の横に、2つ黒いボタンのようなものがあります。

小さな黒いボタンを押しながらアース線を抜くと、簡単に抜けます。誰でもできると思うので、実践してみましょう!

最後に

電子レンジ、ウォッシュレットも同じ作りをしているパターンが多いです。ただ、電子レンジは冷蔵庫に上に置いたりして、アース線の接続場所が高くて届かない方もいらっしゃいます。椅子に登ったり、脚立を使って安全に取り組みましょう。

ウォッシュレットの設置自体は建物に元々付いている事が多いですが、築年数が経っていると付いていないケースがあります。ウォッシュレットを買って、いざ接続しようと頑張ってみたものの、複雑で水漏れしそうという声が多いです。実際、やってみると分かるんですが、素人には難しい。工具も必要だし専門の技術を要します。

今回はアース線の接続方法の紹介でしたが、家電製品の取り付け方法が不安な方はプロの方にお願いしましょう!

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是非、参考にして下さい。

ここまで読んで頂き有難う御座いました。

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