妊娠・出産のお金と無痛分娩の話②

生活・食

私は24時間土日祝関係なく無痛分娩ができる産院を選びました。

無痛分娩が出来る産院でも平日の昼間しか麻酔科の先生がいない産院が多くありました。
計画分娩が基本だとしても予定日じゃない日に陣痛が来ることだってあるのだからそれでは不安!!
なので私は確実に無痛対応してもらえる24時間対応の産院を選びました!

出産日当日

予定日の4日後。予想外の計画分娩になりましたが、よかったです!
あれ、お腹いたいぞ、これは陣痛!?のシミュレーションを何ヵ月もしてたけど、陣痛来る前にもう病院にいる安心感。

病院に着いたらすぐに子宮口のチェック!1cm!
と同時に暖かいお湯をかけられる?と思ったら「破水させましたよ」と!
もう分娩準備始まってた!笑

破水ってジャっと出たら終わりじゃなくて、じゃーじゃー出るのね!

その後すぐに分娩室に案内され 、分娩用の服に着替えます。

トイレ行って、飲み物やゼリー、テニスボールを準備!と思っていたら、すぐに点滴がスタート!!
私はもう分娩台の上!!

事が進むのが早すぎてついていけないし、何も準備できていない!!笑

まだ病院着いて一時間もたってない!!笑

そして陣痛スタート。笑

誘発分娩の陣痛

最初は生理痛のような、よくある腹痛程度。分娩台の横にある陣痛レベルが表示されるモニターを自分でチェックしていました。

母に連絡もできていました。ぜんぜん余裕!

助産師さんがたまに様子を見に来てくれます。
麻酔の注射はいつからか聞くと子宮口をチェックしてくれて、まだもう少し頑張ろうと。
子宮口7cm?くらいにならないと注射はしてくれないようです。
早く子宮口開いてくれ~!

そして点滴の量を少しずつ増やします。
すると痛みが強くなっていく!

お昼頃になり、助産師さんから「お昼ごはん食べますか?」と聞かれたけど、その時には、食べられそうな状態ではありませんでした。
だけど「もう食べられないかもしれないから」とお昼ごはんを出してくれました。
「フルーツだけでも食べられるといいね」とのことだったので、言われるがままフルーツだけ食べましたが他のものは食べる気になりませんでした!
というより陣痛が来たらお腹をかかえて痛みに耐えて、おさまったら食べての繰り返しでなかなか食べられず。

母に連絡が出来ていたのはこのあたりまで。母からの励ましが本当に嬉しかった(;_;)

母が主人や家族に私の状況を伝えてくれてたのですが、主人からは連絡なし。。がんばれの一言くらいくれー!!と心の中で叫んでいました。笑

そして昼過ぎ頃から本気の陣痛がスタート!

私は寝ているより座ってお腹を抱える姿勢の方が、痛さが少しだけ楽でした!
これは今後出産を控えている方に知っていてほしい!
体制変えて楽なポジションを探し、背もたれを変えてもらってください!

そこからはもう痛みとの戦い!
陣痛がおやすみの数分間、私は毎回意識が飛ぶように眠っていました!
そして毎回違う夢を見る!
そしてお腹が痛くて起きる。寝る。の繰り返し。

注射を打ってと既に何度かお願いしていますが、子宮口様がまだ許してくれません。

私は叫ぶことはなく、ぐっと息を圧し殺して耐えるタイプだったので、助産師さんからは「痛みに強いね!このまま産めそうだね!」と。
おーーい!!笑
打ってくれないなら、ここの産院選んだ意味ないから!!
たぶん助産師さんのこと睨んでたと思う。笑

そしてついにお腹が痛いではなく、赤ちゃんが出てくる感覚に変わりました!

足元から赤ちゃんを思いっきり引っ張られてる感じ!これはもしかしたら誘発分娩特有の感覚なのかもしれないです。

ここでやっと先生を呼んでくれました!!

助産師さんは「もういきんじゃっていいよ!」と!
注射打ってもらうまで絶対産まないんだから!と必死のいきみ逃し。笑

力を入れて赤ちゃんを出したくなるんだけど、深呼吸して力を入れないように耐えます!

そして先生がなかなか来ない!!
「先生呼んだんだけどね、まだ来られないみたい、頑張って!」と。

先生は漫画のキャラクターにいそうな、絵に描いたようなクールな女医さんだったので、なかなか来ないのは、わざとだ!いじめだ!と内心思っていました。笑

この、赤ちゃん出るー!って感覚が何度かあったところで、やっと先生がクールに登場。
麻酔の注射を打ってくれました!!

やっと念願の無痛分娩にはいります!
長かった、、
つまり私は子宮口全開まで陣痛はフルで経験したってこと!笑
そう考えると思ったほど陣痛辛くなかった!もっと痛いと思ってた!

麻酔後の陣痛と分娩

注射を打ってからはお腹の痛みはなくなり、赤ちゃんが引っ張られる感覚のみ!それでも、その力がかなり強いので、うう、、と言う声は出ます。

助産師さんがモニターを見て「陣痛来てるよ」と教えてくれるくらいお腹の痛みはないレベル。

先生に「会陰切開するねー」と言われましたが、切ってる感覚もなし!

会陰が裂ける心配がないから、もう恐いものなし!思いっきりいきみます!

痛くは無いけど、自分が今どんな状態か、周りがどうなってるのかなどがわかる状態ではないくらい必死で意識は朦朧というかワケわかんないと言うか、とにかく必死!
「赤ちゃん見えてきてるよ」「もう1回いきめるかな」など聞こえてくる声だけを頼りに必死に赤ちゃんを出すことに集中しました。

途中赤ちゃんの頭がつまったと言われたときは、もう本当に必死で、赤ちゃんが苦しんでるかもしれない!と思い力一杯いきみました!

そして陣痛開始から約7時間、産声をあげて産まれてきてくれました(´`)

出てきた赤ちゃんを見てホッとして涙が出てきました。

出産法がなんであれお産は命懸けですね!

お産が無事終了

意識朦朧でボーッとしている間に先生が会陰を縫ってくれましたが、もちろん痛みはなし!!素晴らしいー!

クールな先生は去り際に「強いね、よく頑張った」と肩を叩いてくれてめちゃくちゃ嬉しかったです!笑
超厳しい先輩にやっと認めてもらった気分でした!笑

赤ちゃんは身体を綺麗にしてもらい、私の横にきてくれました。
この子がお腹の中にいたなんて、よくわからなかった。笑

起き上がるとフラフラしてしまい、なかなか分娩室から移動ができなかったので、分娩台の上で三時間ほど横になったまま赤ちゃんと写真を撮ってもらうなどして過ごしました。
出血が多かったことを後日、母子手帳を見て知りました。

その後ようやく起き上がることができ、車椅子に乗ってお部屋に移動をしました。

お部屋につくと、お粥や煮物などの今まさに身体が求めてた食事が運ばれてきて、お腹ペコペコだったのでしっかり完食!

当日はまだほぼ歩行はできませんでした。

この後の入院のお話は次の記事でご紹介します(^^)

ちなみに、食事終えベッドで休みながら携帯をひらくと主人から沢山メッセージが届いていました(^^)
遅かったぞ。でもありがとう。と心の中で呟き即寝ました!笑

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