『2018年に起こったコインチェック事件とは』〜仮想通貨の勉強⑤〜

お金

こんにちは、OMDブログ運営者のリョウです。

今日の仮想通貨の勉強は2018年1月におきたコインチェック事件について解説していきたいます。

覚えている方も多いのではないでしょうか?
仮想通貨バブルと呼ばれた2017年から2018年初期、多くの億り人がメディアで取り上げられるようになり、我もその1人になりたい!と、仮想通貨に投資した人も多いはずです。

その中でも仮想通貨取引所として使いやすかった、コインチェックで売買していた方もいるでしょう。日本で仮想通貨取引所、有名どころとしては『コインチェック』『bitFlyer(ビットフライヤー)』『GMOコイン』です。

コインチェックの、とある仮想通貨がハッキングされたニュースがメディアに報じられたのが2018年1月です。仮想通貨バブルで価格は日に日に鰻登り。異常事態としか言いようがない状況でのハッキング。
ハッキングによって、仮想通貨は危ないものと、報道されるようになってしまいバブルが去ってしまいました。

ハッキングされた通貨は「NEM(ネム)」。ビットコインやイーサリアムに比べ価格が安かった分、買いやすいとあって人気の仮想通貨の一つでした。

「NEM(ネム)」が、ハッキングされた事件をコインチェック事件として命名されました。

では、なぜハッキングされてしまったのか?

解説していくので、参考になれば幸いです。

コインチェック事件

『NEM』コインが流出してしまった原因は、コインチェックの保管方法にあったといわれています。あろうことか、「ホットウォレット」だけで保管していたいう事実です。

仮想通貨の保管方法には「ホットウォレット」と「コールドウォレット」の2通りがあります。仮想通貨の送金に使う秘密鍵がインターネットにつながっているか、つながっていないかの違いです。

「ホットウォレット」は秘密鍵がインターネット接続のあるサーバーなどに保管され、「コールドウォレット」は秘密鍵がインターネットとは遮断されたところに保管されています。

銀行で例えると分かりやすい。

「ホットウォレット」=窓口
「コールドウォレット」=金庫

コインチェックは窓口に大量のNEMコインを置いてあった。
そこは、ハッキングされてしまったのです。

コインチェック内部の事情は詳しく分かりませんが、価格が急騰したことにより、管理体制がうまく機能しなかったといわれています。
約580億円分の「NEMコイン」が流出した事件が、コインチェック事件として世間に公表され、仮想通貨は危ないもの、となってしまいました。

世界のハッキング被害

コインチェック事件、以前以後にもハッキング被害は多数発生しています。

  • 2012年9月 米国 Bitfloor 2万4000BTC(当時2,500万円)
  • 2015年1月 英国 Bitstamp 1万9000BTC(当時5億円)
  • 2016年8月 香港 Bitfinex 12万BTC  (当時66億円)
  • 2018年2月 イタリア BitGrail 1700万XRB(当時200億円)
  • 2019年5月 香港 Binance 7000BTC(当時44億円)

銀行強盗とはわけ違う被害額です。

ちなみに、銀行強盗は防犯カメラやセキュリティの普及で年々減少しているそうです。
わたしが幼少期、ニュースで銀行に立て篭もった報道を見た記憶があるけど、最近はみませんね。

リスクある銀行強盗をするなら、ハッキングした方がいいといのが世間の流れでしょう。

仮想通貨取引所とハッカーの攻防は今後も続くといわれていまし。
ハッカーたちは常に仮想通貨を狙っていると考えた方が良いでしょう。

なので、仮想通貨取引を考えている方は資本の大きな感謝で取引することをおすすめします。

日本国内だと、
『コインチェック』『bitFlyer(ビットフライヤー)』『GMOコイン』が有力だと、わたしは思っています。

最後に、仮想通貨はあくまでも自己責任でおこなうよう心がけて下さい。知人の紹介とか、未上場の仮想通貨の儲け話を友人・知人からされても信用しないようにしましょう。

だいたい、詐欺に近い行為をしているので、少しでも安心できる大手取引所がいいでしょう。

さらに詳しく知りたいんのであれば、

仮想通貨3.0

を読むと分かります。

では、また仮想通貨について勉強したことを発信していきますので、よろしくお願いします!

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